- してきゆいぶつろん
- してきゆいぶつろん【史的唯物論】〔(ドイツ) historischer Materialismus〕マルクス主義の歴史観。 発展する歴史の原動力は人間の意識・観念にはなく, 社会の物質的な生産にあり, 生産過程における人間相互の諸関係は, 生産力との関係で弁証法的に発展すると考える立場。 この物質的な生産の諸条件が全社会経済構成を規定すると同時に, 宗教・哲学・芸術などの精神構造をも究極的に決定するとされる。 唯物史観。 歴史的唯物論。→ 弁証法的唯物論
Japanese explanatory dictionaries. 2013.